新作『ひとひらのゆき』を追加しました。
次は花見の話にするつもりだったのですが、こちらの筆が進んだので先にアップしておきます。
完全に長門の独白です。
消失長門の気持ちはほとんど自分の気持ちを重ねています。
なんというか、消失長門って他人の気がしないんですよねえ。
口べたなところとか、本が好きなところとか。いえ、あんなに可愛くないですが(笑)。
長門有希の魅力を考察しようキャンペーン。
今日こそ、『呼び出しから告白』です
長門はキョンに本を貸し、その中に挟んだ栞でキョンを呼び出します。
キョンは最初栞に気付かなかった(というかそもそも借りた本を開かなかった)ため、長門はキョンに「今日読んで」と促すのですが……。
まず、呼び出し方が健気ですよね。
いつキョンが栞を見てもいいように、貸した日から毎日指定した場所で待っていたのですから。
真正面から「きて」と言わない辺りが長門クオリティ(笑)。
そして部屋で繰り広げられるとんでも話。
いままで微妙に日常系だった話を一気に覆す凄まじい発言をしてくれました。
これにより長門が気になってしまったのはキョンだけではありません。読者も皆引きつけられたと思います。
「信じて」。
この短い一言が心を打ちます。
というか、なんでこの時キョンは「お前が宇宙人っていうなら、証拠を見せてくれよ」と言わなかったのでしょう。
長門は朝比奈さんのように禁則事項で情報制御を行えないわけじゃないし、古泉のように限定的な力でもないのに。もしもキョンがここでそう言っていたら長門は情報制御を使って証拠を見せれたと思うのですが。
ただ、長門は自分からは見せなかったんですよね。信じてくれなくてもいいと思ったのか、そんな証拠を見せなくても信じて欲しかったのか。
後者なら嬉しいですが、たぶん違いますね。必要時以外には使ってはいけないと言われていたのか。
そのあたりは妄想でカバーするべきでしょうか……(笑)。
とりあえず、控え目で真摯な長門の行動には思わず応援をしたくなってしまいますね。
考察というか、感想みたいになってきてますが、まあいいや。
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